2018
8
Aug

レゴのキレイな撮り方, オモ写関係

【レンズスタイルカメラ】毎日写真を撮りたい人に今勧めたいカメラとその理由(オモ写にも!)

ソニーレンズスタイルカメラ

スマートフォンに搭載されるカメラの性能は新しいモデルが出る度に高性能になっていき、最近のハイエンドスマホのカメラではコンデジと同程度の綺麗な写真が簡単に撮れるようになってきました。

とはいえ、一眼レフやミラーレス、ハイエンドのコンデジで撮影した写真はやっぱり綺麗で、きちんと撮影しようと思う時はカメラを持って出かけますよね。

一方で、カメラを持っていない普段の生活の意図しない時に、綺麗な風景やカワイイ動物等のシャッターチャンスを迎えることも多くないでしょうか。

 

「写真を撮りたい!」

と思っても、スマホしかなく、スマホで撮影。

 

頑張ったかいもあって綺麗に撮れたけれど、

「カメラが違ったらもう少し雰囲気よかったのかな」とも思ったり。

 

そこで、今回の記事では、普段カバンの中に入れておいても気にならないくらい小さくて、それでも綺麗な写真が撮れるレンズスタイルカメラ」を皆さんに紹介したいと思います。

 

ちょっと古いカメラになるので、値段が安くなっているのもオススメの理由です。

 

【最終更新日:2018年12月17日】

 

 

【レンズスタイルカメラ】毎日ちょっと高画質で色々な写真を撮りたい人へ

目次

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レンズスタイルカメラとは?

ソニーが販売していた不思議なカメラたち(全4種)のことです。

まず、レンススタイルカメラのイメージを持ってもらうために、こちらの動画を見て下さい。

 

 

そうです、レンズスタイルカメラとは、カメラ本体に液晶を持たず、基本的にスマートフォンと接続し液晶代わりに操作を行なう一眼カメラのレンズの様な形をしたカメラのことです。

え?液晶がない?スマホと連動?よくわからないカメラです。

一体どのようなメリットがあるのでしょうか。

ここでは動画の中で男の人が使っていたモデル(DSC-QX100)を例に紹介しましょう。

 

【長所1】小さい

SONY-DSC-QX100

まず、これです。小さい。

スマートフォンと比較してこの写真のサイズです。この大きさならカバンの中に常に入れておいても気にならないかもしれません。

僕はどこに出かける時も、レンズスタイルカメラを常備しています。

 

【長所2】自由なアングル

ソニーレンズスタイルカメラ

このカメラでは基本的に Wi-Fi接続したスマートフォンを液晶代わりに撮影します。
スマートフォンに取り付けて普通のカメラの様にも撮れますし、本体だけ手で持ったり、自由に置いて遠隔操作等が出来ます。

最近のカメラでもスマートフォンと連携して撮影が行える機種は多いですが、レンズスタイルカメラの方が小さくて持ち方の自由度が高いのがポイントです。

狭い場所に手を伸ばしてカメラを置いて撮影したりすることも簡単です。

本当に色んなアングルが撮れますよ!

 

【長所3】スマホの液晶で操作・確認

ソニーレンズスタイルカメラ

スマートフォンの大きい画面を使って、ピントの確認や撮影後の画像確認が行えます。タッチパネルなので、直感的な操作が可能です。

 

【長所4】SNSとの相性が最高

ソニーレンズスタイルカメラ

撮影した写真は、カメラ本体とともに、スマホ本体にも保存されます。

だから、今まで通りスマートフォンで撮った写真と同じ手軽さで、写真をアプリで加工したり、SNSにアップロードできます。

この手軽さは本当に便利です。

 

【長所5】1.0型センサーで高画質

ソニーレンズスタイルカメラ

レンズスタイルカメラはソニーから全部で4種類あるのですが、イチオシのDSC-QX100は大型1.0型センサーとカールツァイスの光学3.6倍ズームレンズを搭載。

広角28mm(35mm判換算)側の開放F値はF1.8と明るく、7枚羽根円形絞りと合わせ美しいぼけ味のある写真が撮影できます。

画質としては、ソニーのハイエンドコンデジの人気シリーズの二代目、DSC-RX100M2と同程度という印象です。

ソニーレンズスタイルカメラ

さらに、「光学式手ブレ補正」を搭載しているので、手ブレが起こりやすいズーム撮影時も、ブレを抑えて撮影できます。

 

【長所まとめ】

小さくてどこでも持ち運べて、スマホと連動によって自由なアングルが可能。画質は1.0型センサーで高画質。撮影後の写真はSNSに簡単に投稿できるというカメラです。

 

さて、ここまでたくさんの長所を説明してきましたが、ここではっきりとお伝えしないといけないことがあります。

このレンズスタイルカメラは最初の2モデルが登場したのが2013年で、2014年に2種類の新しいモデルがリリースされましたが、それから後継機は発売されていません。

「尖っていて面白いけど、やっぱり普通のカメラの方がいい」

という市場での評価は決まってしまったと言ってもいいかもしれません。

それはなぜなのでしょうか。

 

正直に短所・デメリットも説明したいと思います。

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【短所1】スマホ接続に時間がかかることがある

スマホとの接続を前提にしたカメラなので、当然撮影前にスマホと接続しなければいけません。

iphoneの場合、まずカメラの電源をON。それから専用アプリ「Play Memories Mobile」をスマホで立ち上げて、Wi-Fiで接続という流れになります。

XPERIA等のandroid機ならNFC接続でスマホとカメラをかざせばワンタッチで接続できます。

 

 

ただし、iphoneでもandroid機でもこの接続に時間がかかる時があるのです。ごく稀ですが、1分近く接続にかかることも。

これが最大の欠点だと思います。

きちんとカメラを持って出かけて、シャッターチャンスを逃さずに即座に撮影するスタイルを考えるなら、普通のカメラの方がいいでしょう。

 

【短所2】RAWが撮れない

このレンズスタイルカメラではRAW撮影に対応せず、JPGのみの対応です。

※ただし、本記事の最後で紹介するハイエンドのレンズスタイルカメラはRAW撮影が可能です!

 

RAWで保存してガンガン編集したい方には不満が残るかもしれませんが、スマホのアプリで上手に加工してしまえば、あまり気にならないかもしれませんね。

 

【短所3】同じスペックなら普通のカメラの方が安い

画質の項目で、ソニーのハイエンドコンデジの人気シリーズの二代目、DSC-RX100M2と同程度と書きました。

それなのに、発売当時の価格はこのレンズスタイルカメラの方が高かったのです。

 

「なんかヘンテコなのに、画質は普通のデジカメと同じくらいで結局は高いじゃん」

これがこのカメラが一般に普及しなかった一番の理由だと思います。

 

【まとめ】

このレンズスタイルカメラは、スマホと接続して使うことを前提としたかなり特徴的なカメラです。

普通に写真を撮るだけなら、正直なところ同価格のハイエンドコンデジの方がオススメです。

 

 

一方で、このカメラの特徴、特に自由なアングルと高画質、小型で持ち運びに便利、という点は他のカメラにはない魅力です。

フィギュアの撮影では、自由なアングルが最大限に活かされて、他のカメラでは撮れない写真が絵が撮れると思います。

たくさん並べたレゴの間にカメラを置いて、ミニフィグの目線(←重要)で撮ることも可能です。

また、毎日持ち歩けるので、これまでスマホで撮っていた何気ない日常の写真のクオリティを、大きくアップすることができるでしょう。

このカメラの尖った特徴が気に入った人にとっては、まさに「唯一無二のカメラ」になると思います。

 

下の写真はどれもこのレンズスタイルカメラで撮影したものですが、旅先の様々なアングルでの撮影にバッチリ対応してくれました!

マチュピチュで撮影したドラゴンマスター

名古屋のオアシス21前のレゴ・スペース

ソニーのオフィシャルサイト(DSC-QX100)

 

レンズ変更ができるレンズスタイルカメラ

上で紹介したレンズスタイルカメラは、DSC-QX100という1型センサーを搭載したモデルでした。

同じシリーズのハイエンドモデルとして、「レンズ変更が可能なレンズスタイルカメラ」というさらに尖ったモデルもあります。

Sony-ILCE-QX1

 

先端部分のレンズが交換が可能で、望遠レンズや高画質の単焦点レンズなど、状況に合ったものを装着できます。

 

 

最初に紹介したQX100の画質もかなり素晴らしいものですが、QX1はさらに大型のAPS-Cサイズのセンサーを搭載しているだけあって、画質はさらに素晴らしくなります

また、RAWでの現像も可能なので、撮影後の加工もしっかり行うことができます。

 

僕はレゴの写真はずっとDSC-QX100で撮影していましたが、2018年の6月になってこちらのモデルを購入しその後ずっと愛用しています。

こんな魚眼レンズに取り換えて撮影できたのも、このカメラのおかげです!

 

屏風ヶ浦を旅するレゴ・ブラックナイト

スローシャッターでのレゴのミニフィグ写真

 

発売から時期が経ってることもあり、中古だと結構お買い得だと思うのですが、いかがでしょうか。

ぜひ、一度ヤフーオークションなどをのぞいてみてください♪

ソニーのオフィシャルサイト(ILCE-QX1)