【最終更新日:2019年9月11日】
せっかく撮った写真を誰かに見せるなら、少しでもキレイな写真にして見せたいと思いますよね。
旅行先で撮影した時には気づかなかったけれど、
「傾きを直したい」
「車が遠くに入っていたから消したい」
「顔が陰になっているので明るくしたい」
レゴのミニフィグやアクションフィギュアをオモ写した後でも、
「もう少し色を鮮やにしたい」
「なんとなくレトロな雰囲気にしたい」
などなど。
撮影した写真を後から見て、修整したいと思うのはきっとみんな同じだと思います。
傾きを直すついでにもう少し修正したい!
そこで本記事では「写真修正(レタッチ)アプリ」について、たくさんあるアプリの中から優秀なphotoshopのアプリを紹介したいと思います。
もちろん、レゴの写真やオモ写の写真修正(レタッチ)にも効果抜群。
あなたに合ったレタッチアプリが見つかって、普段のレタッチがより楽しく綺麗にできてもらえたら嬉しいです!
レゴ写真&オモ写の加工に必要なPhotoshopのアプリを紹介!
目次
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Photoshopとは?
パソコンの写真加工と言えば、代表的な存在のAdove Photoshop。
Adobeは、デザインやDTP関連のソフトウェアを開発・販売している会社です。
文書フォーマットのPDFを開発したことでも有名で、パソコンに詳しい人ならグラフィックソフトウェアのIllustratorや画像処理ソフトのPhotoshopの名前は一度は聞いたことがあるでしょう。
実際に世界中のグラフィック・アートがPhotoshopを使って作成されています。
一例として、アルゼンチンの写真家でありアーティストでもあるMartin De Pasqualeさん作品を紹介しましょう。
彼のスキルと想像力をもってすれば、このようなグラフィック・アートが出来てしまうんですね!
彼の作品がもっと見たい方はBehanceサイトから見ることができます。
パソコン版Photoshopで「何ができるのか?」と言われると、もはや「想像力があれば表現できないことはない!」というレベルです。
スマホ用のPhotoshopアプリ
このように、多くのアーティストにも愛用されているPhotoshopですが、スマートフォン用のモバイルアプリもリリースされています。
全部で4種類あり、それぞれに特徴があるので、まず簡単に4種類の概要を紹介しましょう
写真の、露出・ホワイトバランス・彩度・トーンカーブを調整できる本格的な加工アプリ。
ホワイトバランスの自動調整や自動階調をオンにするだけでも写真のクオリティがあがります。
有料プランに入ると、PC・タブレット・スマートフォンなどあらゆるデバイスから利用できるのが特徴。
それでは各アプリについて、もう少し説明したいと思います。
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Adobe Photoshop Express
「Express」とは「表す、表現する」の意味。
その名前の通り、写真の表現を簡単に調整できるアプリです。
フィルターを使った写真の加工が簡単にできたり、画像の切り抜きや色合い等の修正もできます。
フィルターは30 種類以上あるので、簡単にオシャレな1枚を作成できます。
細かい修正をしなくても、フィルターを選ぶだけで画像の雰囲気を大きくオシャレに変えることができますよ。
その他にも、画像の切り抜き、角度補正、赤目やペットアイの修正にも対応。
角度補正はスライドを使ってできるので微調整しやすいです。
明瞭度やコントラスト、露光量、ハイライト、シャドウ、色温度、サイド等もスライドを使用して調整しながら画像を仕上げることができます。
フィルターを使わないで、ここのパラメータを微調整すれば自分の想い描いたイメージに修正することができます。
画像を拡大しながら、修正を行えるのも◎。
フィルターを使って簡単にオシャレな画像を作ることができますし、もう少しこだわって細かい修正をしたい時にも十分対応できるPhotoshopアプリの基本という感じです。
このアプリだけで、これくらいの写真加工はできてしまいます!
レタッチ後の完成写真はこちらから。
レタッチ後の完成写真はこちらから。
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Adove Photoshop Fix
「Fix」の直訳は「固定する、動かないようにする」等の意味ですが、背景にある意味として「目指した場所・状態に固定する」という内容が含まれます。対象が壊れているのであれば、「修理する」という意味合いも。
この単語のイメージの通り、Photoshop Fixは、写真の修復・ゆがみや明るさの調整などが得意なアプリです。
特に便利なのが、不要な部分を周辺エリアを利用して消去・修復し、自然な形で一体化する機能。写り込んでしまった人物等を消し去ることも可能です。
使い方の例としては、背景に写り込んでしまった人を消す時に使うことが多い気がします。
例えばこの写真。遠くの方に人が写り込んでしまっています。
「誰も気づかないでしょ」と言ってしまえばそれまでですが、撮った本人としては綺麗な写真に仕上げたいところです。
そんな時にPhotoshop Fix。
画像を読み込んで、「修復」ツールでこするだけ。
↓
一瞬で跡形もなく消し去ることができます!
Photoshop Expressのようなフィルターはないですが、露光量やコントラスト、彩度等の基本の修正はできますよ。
レタッチ完成後の写真はこちらから。
Adove Photoshop Mix
「mix」の「混ぜる、混ざる」の意味が示す通り、このアプリは複数の画像を合成して新しい画像を作り出すことができます。
いわゆるレイヤーという概念が使えるので、写真のレイヤーごとに色彩や透明度を変えることができるだけでなく、重ね合わせる時の合成モードによって合成後の写真の印象を変えることができます。
たとえば、この2枚の写真を使って、
↓
大きさを調整し、重ね合わせて、
合成モードを選ぶと、、
↓
太陽と星空が重なった幻想的な写真ができあがります。
この合成に5分もかかりません。
このように写真を重ね合わを活かしたレタッチができるのがPhotoshop mixの特徴。
オモ写での活用方法は、「飛んでる写真」です。
宇宙船を手で持って撮影。
↓
見せたくない部分を消していきます。
ただ、消すと背景に何もなくなってしまうので。。。
↓
背景に同じアングルで別の写真を入れて合成すればOK!
その他、色合いのレタッチもした完成写真はこちら。
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Photoshop Lightroom CC
Photshop Lightroom CCでは、iPad、iPhone、Androidデバイスでいつでもお気に入りの写真にアクセスし、編集することができます。
変更内容は、シームレスに同期されるので、Lightroom CCデスクトップ版とスマートフォンのアプリでの同期も可能。
RAW現像ができたり、8系統のカラーごとに色相や彩度、輝度が調整できたり、部分補正ができるなどの本格的です。
このアプリの細かいパラメータや使い方はこちらの記事にまとめていますのでぜひご覧ください♪
→【Adobe Lightroom】画像編集で出てくるパラメータの意味をまとめて紹介!
まとめ
いかがだったでしょうか?
Photoshopのアプリにはそれぞれに特徴があるので、あなたの使い方に合ったアプリを見つけて下さいね。
迷った時は、まずはフィルター加工で簡単にオシャレな写真が作れるPhotoshop Expressがオススメ。
最後に今回説明した3種類のアプリの特徴をもう一度紹介して終わりにしたいと思います。
今回もありがとうございました!