– Broken Ancient City –
【撮影場所】
ボリビアのプレ・インカ遺跡 ティワナク
南米ボリビアの標高3,970m(富士山の頂上より200m近く高いです)に後のインカ文明にも影響を与えたティワナク文明の遺跡があります。
標高の高いこの地域では、食用植物は育たず多くの人々が住むような社会が成立しないと考えた征服者の欧米人は、この遺跡は宗教的巡礼地であると考えてきました。
しかし近年の調査で、当時は多くの住宅があったことがわかってきています。
起源は紀元前にまで遡ぼると言われ、その後1150年頃まで続いたティワナク文明。
なぜ滅亡したのかはわかっておらず、現在の遺跡の多くが1970年代に強引に復元されたものであり、本来の姿ではありません。
15世紀にこの地を征服した欧米人は、ティワナクやインカをはじめとする遺跡を見て何を思ったのでしょうか。
別の破壊された古代都市での写真はこちらから。
歴史を知るといろいろと考えさせられます。。。