【最終更新日:2021年5月3日】
2021年の注目の新作として「中世の鍛冶屋」が2月に発売になりました!
ファンの作品が製品化された「アイデアシリーズ」でありながら、大人向けのハイクオリティのセットになっており、中世の世界観がかつてのお城シリーズを彷彿させるとして、発売前から話題になっていたセットです。
この記事では、中世の鍛冶屋の製品レビューをしていますので、購入の参考にして頂ければ嬉しいです!
2021年に発売予定の新しいお城の事前レビューはこちらから!
【お城シリーズ復活?】レゴ中世の鍛冶屋21325のレビュー
目次
ファンの作品が製品化!
「中世の鍛冶屋」のセットは、レゴファンの作品が製品化されるという「アイデアシリーズ」として発売されています。
製品の元になったのは、ドイツに住む22歳のClements Fiedlerという男性の作品。
この作品が世界中のレゴファンの人気を集め、レゴ社によって製品化されました!
レゴファンの作品が製品化される「アイデアシリーズ」について知りたい方はこちらの記事をご覧ください♪
中世の鍛冶屋21325の製品概要
アイデアシリーズとして発売された「中世の鍛冶屋」ですが、黒いオシャレなパッケージとなっています。
そうです!
この黒い箱は「大人向けのレゴ」の象徴!
精巧な作りこみが特徴の大人向けレゴとしても扱われているようです。
2,164ピース
【パッケージサイズ】
W480×H378×D112mm
【対象年齢】
18歳以上
ピース数も2,000を超え、かなり作りごたえのある製品となっています。
僕はこの製品を作るのに3時間弱かかりました。
全体の雰囲気だけでなく、細かい作りこみも素晴らしく時間を忘れて楽しめる素敵なセットだと思います。
それでは製品のレビューをしていきたいと思います!
付属するミニフィグ
中世の鍛冶屋のセットには、4体のミニフィグが付属します。
まずはこの製品の主役とも言える鍛冶屋の主人から見ていきましょう。
赤茶色のヒゲとオーバーオールがオシャレな鍛冶屋の主人。
ヒゲのパーツを外すと、可愛らしい顔と悩んでいるような表情のダブルフェイスになっていました。
どちらの表情も特徴的でヒゲで隠すのがもったいないくらいですね。
次にロビンフッドのような女性のミニフィグ。
若い女性のようですが、鍛冶屋の主人の奥さんなのでしょうか?
このミニフィグも顔はダブルフェイスになっていました。
続いて2体の騎士のミニフィグです。
男性と女性の騎士で、肩のアーマーの形が微妙に違います。
髪の毛のパーツを兜に付け替えることもできますよ♪
ところで、この騎士の胸や盾にプリントされているハヤブサの紋章、昔のレゴファンなら懐かしく感じるかもしれません。
実はこの紋章は、1980年代のお城シリーズで登場していた「ブラックファルコン」の紋章なのです。
左が1980年代のブラックファルコンの騎士で、右が中世の鍛冶屋の騎士です。
ブルーの鎧やハヤブサの紋章がそっくりです。
昔の騎士団のイメージを上手に継承しているのがわかりますね。
さすが大人向けのレゴ!
昔のレゴファンの購買欲を刺激するデザインと言えそうです。
昔のブラックファルコンやお城シリーズが好きな方にはこの記事がオススメです♪
騎士たちの馬車
騎士たちが乗る小型の荷馬車を見ていきましょう。
シンプルなデザインですが、バランスがよい馬車になっています。
鍛冶屋に資材などを運ぶ役割なのかもしれませんね。
サイドにブラックファルコンの盾をつけられるようになっていました。
鍛冶屋の外観
それでは鍛冶屋の巨大なお家の外観を見ていきます!
大きな構成としては、石造りの1階の上にハーフティンバーの2階があり、その上に屋根裏部屋のある大きな屋根がある作りになっています。
屋根の勾配が二段階で変化しており、この辺りの組み方は勉強になりました。
屋根の部分に入り組んで煙突や窓の作り方も秀逸です。
建物の背面も見ると、二階がせり出した部分はきちんと木造の梁で支えられています。
一階の石造りの部分と二階の木造の部分の作り方の違いが興味深いですね。
鍛冶屋として一番大切な炉の部分。
アーチの部のタイルパーツの使い方が面白いですね。
実はこの炉の部分ですが、発光するブロックが使われていて、ブロックを押すと赤く光るようになっています。
鍛冶屋らしい楽しいギミックだと思います!
建物の横には大きな木がありました。
奥に丸太が並べられているのがわかりますか?
細かいところまで作りこみがしっかりしていますね。
続いて、二階へと続く階段。
一階と二階をつなぐ階段は部屋の中にはないので、この外部階段を利用します。
木造の柱や梁に囲まれた階段の雰囲気が素敵だと思いました。
ブロックの数は2,000以上ありますが、平面的にはそれ程大きくないので部屋に飾りやすいのもこのセットの特徴です。
中世ヨーロッパの雰囲気を持つセットなので、部屋にそのまま飾ってもオシャレだと思います♪
鍛冶屋の内観
一階(鍛冶屋の作業場)
それでは続いて鍛冶屋の内観を見ていきましょう。
まずは一階から。
一階は外の炉と繋がっており、鍛冶屋の作業場になっていました。
鎧や盾、兜などの防具が部屋いっぱいに飾られているほか、部屋の中央には鋳造用の道具が置かれています。
ホウキやスコップなどの小物類もたくさん。
このセット一つでかなりの小物が入手できそうです。
二階(ダイニング)
家の二階はダイニングとキッチンになっていました。
中央にテーブルがありたくさんの食べ物が並べられています。
食卓に並べられていたイスのデザインも素敵です。
通常は工具として使うブロックを活かして上手く背もたれに見せていました。
キッチンのエリアはたくさんの料理や食材が並べられています。
三階(ベッドルーム)
二階から階段で繋がった屋根裏の三階を見ていきます。
大きな屋根が柱とアーチで支えられています。
この屋根裏の秘密基地っぽい雰囲気がいいですよね。
窓際には大きなベッドが!
チェック柄の布団がオシャレですね。
隣には大きな宝箱もありました。
部屋の反対側には可愛らしいデスクがあります。
筆ペンなどの小物や傾いた机など、細部までこだわりを感じます。
外観だけでなく、部屋の内部の細かいところまでこだわった精巧な作りは大人のレゴファンも満足できそうです。
とても素晴らしいセットだと思いました!
まとめ
この記事では、アイデアシリーズとして登場した「中世の鍛冶屋」をレビューしました。
外観・内観ともに作りこみが素晴らしく、付属するミニフィグも懐かしいだけでなくアップデートされていたのがよかったと思いました。
今もレゴが好きな方はもちろん、昔レゴで遊んだことがある方も楽しめるセットだと思います!
それでは、最後まで読んで頂きありがとうございました!
2021年に発売予定の新しいお城の事前レビューはこちらから!