【最終更新日:2019年12月22日】
最近はオモチャ屋さんでも大きな販売コーナーが設けられている「レゴ」。
赤い背景に黄色の枠取りがされた白文字のロゴが特徴のレゴですが、このレゴのロゴはいつから始まったのでしょうか。
そもそも、「レゴ」とはどういう意味なのでしょう?
この記事では「レゴ(Lego)」という言葉の意味や、可愛らしいロゴの変遷を紹介しています♪
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目次
レゴってどんな意味?
製品の名前だけでなく、社名にもなっている「レゴ」という言葉ですが、そもそもどんな意味なのでしょうか。
レゴ社はデンマークで生まれた会社であり、「レゴ’(LEGO)」もデンマーク語が語源になっています。
1934年に、レゴ社の創業者であるオーレさんが従業員から社名を募集しました。
賞品はワイン一本。
そして、デンマーク語で「よく遊べ」を意味する「LEg GOdt」を縮めた「LEGO」を提案したオーレ自身が賞を勝ち取ったのです。
この「LEGO」という言葉は偶然にも、ラテン語で「私は組み立てる」を意味する言葉でもありました。
「私は組み立てる」と「よく遊べ」の意味が込められた「レゴ(LEGO)」という社名は、その後のレゴ社を象徴する言葉と言えるでしょう。
ロゴの変遷
「レゴ(LEGO)」という言葉が生まれて最初のロゴがこちらです。
1934年のレゴのロゴ
この最初のロゴが生まれてから、レゴ社のロゴは何度も変化していくことになります。
1936年にはロゴの下に文字が入れられました。
1936年のレゴのロゴ
書かれているのはデンマーク語で「fabrik for trævarer og legetøj」。
これは「木材製品とオモチャの工場」という意味で、レゴ社が当時は木製玩具の製造会社であったことを意味しています。
こちらが、1935年にレゴ社が発売した木製のアヒルのオモチャです。
とても意外な事実ですが、当初レゴ社はブロック玩具ではなく、木製玩具を販売する会社だったのです。
1946年にレゴ社は再びロゴを変えました。
1946 年のレゴのロゴ
そして、1949年にレゴ社は最初のプラスチック製連結ブロック「オートマ・ビルディング・ブロック」を製造を開始します。
1950年にレゴのロゴは、一時的に丸い枠の中に文字が書かれた形に変わります。
少し車のメーカーのロゴみたいですね。
1950 年のレゴのロゴ
1953年になると「オートマ・ビルディング・ブロック」を「レゴ・ブロック(デンマーク語でLEGO Mursten)」に改名します。
それに合わせて、この年にレゴのロゴは再び変わりました。
1953年のレゴのロゴ
赤字に黒で縁取りされた丸みのある白い文字のこのロゴは「ソーセージ・ロゴ」の愛称で親しまれていました。
だいぶ今のロゴに近づいてきましたね。
1955年には、レゴ・ブロックを意味する「LEGO Mursten」がロゴに入るようになりました。
1955年のレゴのロゴ
そしてこの頃、なんでも作れるレゴ・ブロックを中心とした「遊びのシステム」という着想が生まれました。
1956年以降のロゴには「システム(System)」という文字が入っています。
1956年のレゴのロゴ
1958年のレゴのロゴ
1964年のレゴのロゴ
1970年代になると、レゴ・ブロックの製品はさらに新しい方向に広がっていきました。
女の子も男の子も、あらゆる年齢層の熟練ビルダーたちも楽しむことができるブロック玩具を作ることが目標とされ、レゴ社の全製品とブランドは、シンボルとなる新しいロゴのもとで、一つに統合されました。
1973年のレゴのロゴ
このロゴは今のロゴとほとんど同じで、その違いを見分けられる人は少ないかもしれません。
そして、1998年に少しだけ手を加えられて、今に至っています。
1998年以降のレゴのロゴ
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まとめ
さて、こうしてレゴのロゴを振り返ってみると、レゴ社の歩んできた歴史や会社としての方針によって、様々に変化してきたことがわかるかと思います。
今の赤字に黄色と黒に縁取りされた白の文字は、インパクトもあり、わかりやすく親しみやすいロゴになっていますね。
「レゴ(LEGO)」の文字に込められた「私は組み立てる」と「よく遊べ」の意味と共に、これからも人々に愛され続けるのではないかと思います!
それでは、最後まで読んで頂きありがとうございました♪
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