【最終更新日:2020年7月11日】
2020年3月10日に発表され世界中が驚いたレゴと任天堂のコラボレーション玩具“レゴ スーパーマリオ”。
2020年8月1日に世界同時発売されるこの新シリーズですが、日本ではなんと一部の製品が7月10日に先行販売されました!
先行販売されたのは3セットですが、このうち2セットを購入し色々と遊んでみました。
正直言うと、最初はあまり期待していなかったのですが、体験して感じたのは、最新技術によってレゴとマリオのよさが絶妙に組み合わされた新しい玩具だということ。
この記事では、実際に“レゴ スーパーマリオ”に触れてみてわかった特徴やこれまでのレゴと違う点を紹介したいと思います。
敵キャラを一袋から購入できるキャラクターパックのレビューはこちら!
【レゴ×任天堂の新製品】レゴマリオの紹介&レビュー!
目次
製品の概要
任天堂のスーパーマリオブラザーズの世界観を、最新のテクノロジーによって現実の世界のモノとして実現させたレゴのマリオ。
任天堂が発売しているスーパーマリオのステージを自作できるゲーム「スーパーマリオメーカー」を、現実世界に取り出してきたようなイメージが近いかもしれません。
任天堂とレゴグループから正式に発表されたコメントをまとめると、レゴのマリオはこのように表現できそうです。
「インタラクティブ(英:interactive)」とは、「双方向」や「対話式」を意味する用語ですが、もう少し噛み砕いて書くと「一方通行じゃなくて、やり取りできる感じだよ」といったイメージです。
このインタラクティブなやり取りが可能になったことでレゴの体験が変わり、リアルな世界でのスーパーマリオとの触れ合いが実現しました。
7月10日に先行販売されたのは三種類のセットですが、マリオの人形が含まれているのは「ぼうけんのはじまり 〜 スターターセット 71360」です。
それでは、このセットを中心に新しいレゴ・マリオで遊んでみて感じた特徴を紹介したいと思います!
最新技術が詰め込まれたマリオの人形がすごい
レゴ・マリオでもっとも重要な要素の一つは、マリオのフィギュアです。
実はこのシリーズが発表された時、このレゴの人形についてのネガティブな意見がSNSでも見られました。
それはこのマリオの人形が、レゴの伝統的なミニフィグとは大きさも形も違っていたからです。
しかし、この通常のレゴのミニフィグより一回り大きくなったマリオには理由がありました。
小さなLEDディスプレイが4つ(両方の目と口と胸に)仕込まれていて、状況に応じて表示を変えます。
例えば横に倒すと目を閉じて胸元にZzzの表示が!
またスピーカーも組み込まれ、チャールズ・マルティネット(Charles Martinet)氏が吹き込んだ懐かしいマリオの声をしゃべることもできるのです。
マリオの背中にはスイッチと電池を入れるようになっています。
レゴ マリオ を動かすには、単4電池2本が必要(別売り)で、ドライバーも必要ですから気を付けて下さい!
また、マリオの足の底には、秘密のカラーセンサーもセットされています。
このセンサーが今どの色のブロックの上にいるのかを知り、笑ったり、顔をしかめたり、マリオの表情や胸元の表示を変化させるのです。
緑だと地面の上、青だと水の中、赤だと炎と認識してマリオの表情が変化
そうそう、これまでのレゴのミニフィグと大きく変化したレゴマリオですが、胸のボタンや耳、帽子は通常のレゴブロックで、通常のレゴと組み合わせることもできました。
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不思議なプリントタイル
レゴマリオのセットに入っているもう一つの特徴的なパーツが、「不思議なプリントタイル」です。
2×2のプリントタイルはレゴではお馴染みですが、これらのタイルはバーコードのような模様が入っています。
この模様がそれぞれのタイルに意味を持たせていて、マリオが踏んだ時の反応が変わるのです。
たとえば「START」と書いてあるタイルは、土管に付けるようになっているのですが、これをマリオが踏むと、、、
60秒のカウントがスタートし、ゲームは始まる仕組みになっているのです。
レゴマリオの遊び方は、ゴールまでの制限時間の60秒の間に、敵を倒したりアイテムを集めたり自由にコースを進みながら、時間内にたくさんのコインを集めることが基本になります。
そのカギになるのがこのプリントタイルなのです!
この特徴的なプリントタイルは、セットの様々な場所に取り付けることができるようになっています。
プリントタイルを踏むことによって、敵を倒したりコインをゲットできるという仕組みです。
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お馴染みの敵キャラクターがカワイイ
マリオのゲームと言えば、マリオやルイージなどの味方キャラクターだけでなく、クッパやノコノコ、クリボーなどの可愛らしい敵キャラも魅力の一つ。
もちろんレゴマリオでも登場しています!
クッパJr.、ノコノコ、クリボー
顔のプリントパーツや足などは新しいパーツですが、これまでのレゴブロックを組み合わせて、マリオに登場する敵キャラクターが上手く再現されています。
そして、これらの敵キャラクターの身体には不思議なプリントタイルが取り付けられているのです。
クッパJr.やノコノコには背中に、クリボーには頭に取り付ける仕組みです。
このプリントパーツの部分をマリオが踏むことで、敵キャラを倒すことができるのです。
クッパjr.を踏みつけてコインをゲット!
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マリオシリーズの仕掛けがたくさん登場
レゴマリオでは、ゲームのマリオシリーズでお馴染みの仕掛けや障害物がレゴブロックで登場します。
マリオのゲームの特徴ともいえる「ハテナブロック」もしっかり登場。
ここに取り付けられたプリントパーツを踏むと、ゲームと同じようにランダムでアイテムやコインを入手できます。
具体的なハテナブロックの効果は4種類です。
①残り時間が15秒増える
②コインゲット
③キノコゲット
④スターゲット
胸元のディスプレイに、アイテムが表示されます!
キノコの場合は、ミスをしても1回はマリオがくらくらしなくなります。
スターをゲットすると、ゲームでお馴染みの音楽が流れ、マリオが無敵になります!
また、マリオシリーズでお馴染みのゴールにある旗も登場。
ここにセットされたプリントブロックを踏むと、、
ステージクリアとなってマリオが笑顔に!
このように、プリントパーツが取り付けられた仕掛けや障害物を組み合わせることでマリオのステージを作り上げることができます。
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マリオらしいステージを自由に組み立てられる
レゴマリオにはレゴのセットで通常入っている「紙の組み立て説明書」が入っていません。
そのかわりに、専用のアプリにある組み立て説明書を使って組み立てることになります。
色んな角度から見ることができるので、アプリでの説明書はとてもわかりやすくできていました。
セットを組み立てていくと、アプリの中でもステージが組みあがっていきます!
ちなみに、レゴマリオの説明書は、ステージの各ユニットを組み立てるまでに留まっています。
「スターターセット71360」に入っているステージの各ユニットはこんな感じです。
このように、説明書通りに組み立ててもステージが完成する訳ではありません。
ここからは、自由に組み合わせてステージを完成させることになります!
ステージの途中に敵を配置したり、仕掛けを並べたりしていきます。
クッパjr.のお城の前に炎のステージを並べて、クッパjr.を倒した先にゴールの旗を配置してみました。
ステージの全体はこんな感じで組み立ててみました!
このように、自由にユニットを組み合わせてステージを作ることができるのがレゴマリオの特徴の一つだと思います!
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たくさんのステージ拡張要素
レゴマリオではステージを広げる「拡張セット」がたくさん登場します。
たとえば、スターターセットの予約特典になっていた「 チョロプーチャレンジ 40414」。
他にも、先行販売された3セットの一つ「パックンフラワーのバランスチャレンジ71365」。
パックンフラワーやクリボー、ノコノコたちがカワイイですね。
拡張セットにはマリオの人形は付属しませんので注意が必要です。
正式発売日となる8月10日には、「ヨッシーとマリオハウス 71367」など様々な拡張セットが登場します。
敵キャラクターだけを集めた「キャラクターパック」も登場予定です。
動画での紹介
レゴマリオのレビューを世界で17人しかいないレゴ社公認のプロビルダー三井さんがYoutubeで紹介していました。
動画だとよりわかりやすいので、ぜひご覧ください♪
敵キャラを一袋から購入できるキャラクターパックのレビューはこちら!
まとめ
正直、レゴマリオが発表され時は少し懐疑的だったのですが、実際に製品に触ってみて印象が大きく変わりました。
レゴとマリオの遊びが融合した楽しい製品だと思います!
最後に、新しく登場した「レゴマリオシリーズ」の特徴をまとめたいと思います。
①表情を変えたり笑ったりするハイテクのマリオ人形
②マリオの要素がつまったステージとキャラクター
③ブロックを組み立てて自由にステージ構築が可能
④拡張セットでどんどんステージを広げられる
⑤レゴらしさを残しつつ新しさ満載
それでは、最後まで読んで頂きありがとうございました!