2019
6
Apr

レゴと子供の教育

【幼少期の知育】赤ちゃんから遊べるレゴ・デュプロの特徴とオススメのセットは?

【最終更新日:2020年1月25日】

 

子供の知育教育に効果があるレゴ・ブロックですが、何歳からレゴ・ブロックで遊ばせてあげればいいのでしょうか。

実は、通常のレゴ・ブロックは小さいブロックも多く誤飲の恐れがあり、ブロックの角も尖っているため4歳以上とされており、低年齢の子供向けではありません。

ところが、1歳半から遊べて初めてのブロック遊びに最適なブロックがレゴ社から販売されていることをご存じでしょうか?

 

それが「レゴ・デュプロ」

1969年から販売されている1歳半以上の幼児向けのブロックです。

 

今回の記事では、そんな「レゴ・デュプロ」に焦点を当てて、その特徴や魅力、年齢に応じたオススメのセットを紹介したいと思います。

 

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レゴの知育に関する内容はこちらでまとめています♪

【子供の知育教育にレゴを!】東大出身者70%が遊んだレゴ・ブロックは何を育むのか?

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【幼少期の知育】赤ちゃんから遊べるレゴ・デュプロの特徴とオススメのセットは?

目次

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レゴ・デュプロとは?

 

はじめてのブロック遊びに最適なブロックで、子供には将来レゴで遊んで欲しいと思っている場合はその導入にもなるブロックです。

特徴をまとめるとこんな感じです。

 

・レゴ社が販売する1歳半~5歳向けのブロック

・通常のレゴ・ブロックに比べて2倍の大きさ

安全性を第一に作られている

・レゴ・ブロックとの互換性あり

 

 

1932年にデンマークで発祥した「レゴ・ブロック」は、今や世界的に有名な子どものおもちゃにまで成長しました。

レゴ・ブロックのデザインが完成したのは1958年頃ですが、基本的に小さめのサイズであったので、低年齢の子どもには誤飲の可能性がありました。

そこで、1969年にレゴ社からさらに低年齢の子供でも遊べる「デュプロ」が発売されました。

 

「デュプロ」とは「2倍」という意味で、その名の通り規格が普通のレゴ・ブロックの2倍になっています。

小さい子供でも誤飲しないようレゴ・ブロックより大きく作られていて、小さな手でもつまんだりはめたりすることができるようになっています。

 

また、ブロックの角が丸くなっている他、舐めても大丈夫なように食品安全基準も満たしているなど安全性にもしっかり配慮されているのも特徴。

さらに、水洗いもできるのでいつでも清潔に使うことができます。

 

 

 

対象年齢は1歳半から5歳まで。

自分の手で作ったり壊したりする体験は、この年齢の子どもにとっては貴重なものです。

毎日できることがどんどん増えている時期だからこそ、手と目を使ったブロック遊びで、視覚と手の協調を育み脳の発育を促しましょう♪

 

 

レゴ・ブロックとデュプロの大きさ

レゴ・ブロックとデュプロを並べてみました。

 

青いブロックがデュプロ。
黄色のブロックがレゴです。

 

名前の通りに縦も横も2倍になっているので、レゴの4ポッチ(丸い突起)がデュプロの1ポッチ分です。

高さについてはデュプロはレゴ・ブロックの基本ブロックに比べて2倍になっています。

 

レゴ・ブロックとデュプロの互換性

レゴ・ブロックとデュプロとは互換性があります。

この写真のようにデュプロとレゴを組み合わせることができます。

レゴのプレートにデュプロのブロックを組み合わせることもできます。

 

ただ、注意しなければならないのは、全てのブロックに互換性がある訳ではありません

互換性があるのは、上の画像で紹介したように、

 

・厚さがデュプロの半分のレゴ・ブロック

・縦横のポッチ数が、デュプロの2の倍数のレゴ・ブロック

 

でなければなりません。

 

たとえば、厚みが薄い場合や、幅が狭い場合は、デュプロとの互換性はなくなります。

プレートのレゴはデュプロに重ねることができません。

また、規格が2倍なので、例えばポッチが3個など奇数の大きさのレゴ・ブロックはデュプロにはまりません。

また、薄いプレート型のレゴ・ブロックもデュプロの上にははめられません。(薄いプレートの上にならデュプロははまります。)

 

 

デュプロと互換性があるのは、あくまで基本サイズのレゴのみです。

全てのブロックに互換性があるのではなく、一部のブロックなら一緒に遊べるくらいの感覚でいた方がいいかもしれないですね。

 

デュプロの人形

レゴにミニフィグの人形があるように、デュプロにも一緒に遊べる人形のブロックがあります。

レゴムービーで大活躍のエメットとルーシーのデュプロ人形です。

レゴのミニフィグと並べて比べてみました。

全体的にデュプロのサイズに合わせて大きくなっています。

 

大きくなっても、首や手を動かすことができますし、手にモノを持たせることもできます。

 

また、足を曲げてデュプロのブロックに座らせることもできます。

ただ、レゴのミニフィグとは異なり、手や脚、頭のパーツを分解することはできず、より安全な作りになっているので、ごっこ遊びができるのも小さい子供にはぴったりだと思います。

 

 

4歳以上の子供にオススメの「クラシックシリーズ」をこちらの記事で紹介しています。

東大生の70%が遊んだという特徴的な遊び方があるそうです!

関連記事

【はじめてのレゴにオススメ】クラシックシリーズの種類を紹介

 

年齢別のデュプロのオススメセット

最後に、デュプロのセットの中から、年齢に応じたセットをいくつか紹介したいと思います。

ここで紹介するセット以外にもたくさんの製品がありますので、お店やネットストアでチェックしてみてください。

 

1歳半~

1歳半頃になると、ほとんどの子どもが一人で歩けるようになって、手先も器用に使えるようになります。

また、より多くの言葉を話し、言葉を理解できるようになる年頃です。

この時期には、”さわる・つかむ・ならべる”ことから始められるデュプロがオススメです。

 

はじめてのデュプロ ミッキーマウスのきせかえセット

大人気のミッキーマウスを組み立てて、さらに違うお洋服に組み替えることで、手先の動きをコントロールする力を身につけます。

 

①大人気のミッキーとミニー

世界中で大人気のミッキーなので、子供が頑張ったご褒美のギフトにおすすめです。

 

②寝かしつけのお手伝い

はじめてのブロック遊びに組み立てやすいミッキーのセットで、パジャマ姿に組み立てて、一緒にベッドタイムを楽しめます。

朝起きたら、また格好いいスーツに組み換えたり、帽子をはずしたりして、毎日少しずつ手先の器用さを鍛えます。

 

かずあそびトレイン

次に紹介するのは、デュプロ初心者の子供の創造力と数字の感覚を育む素敵なセットです。

 

①手先の発達

数字が書かれたトレインを積み重ねることで、手先の器用さの発達に役立ちます。

 

②カタチや色で、キモチを表現

新たにおぼえた言葉をつかって、「猫は黒い」などの表現ができるようになります。

 

③アイデアと創造力

組み立てたり形を変えたりするあそびを通して、子供の創造性と想像力の基礎作りになります。

 

④数字の読み方と数え方

数え方や問題を解決する力の養成とともに、いろいろなことを認識する力をつけるのに役立ちます。

 

2歳~

2際になると子供の動能力は飛躍的に発達してきます。

”さわる・つかむ”の次のステップである”かさねる・くっつける・はずす”を通して、自分のやりたいことを表現させてあげましょう。

 

ユラユラどうぶつセット

カワイイ動物たちがシーソーに揺られるセットで、動物の種類やモノのバランスについて学ぶことができます。

 

①遊びを通してバランスを学ぶ

色鮮やかなジャングルの動物たちを色々なやり方でシーソーの上に積み重ねて遊んでいるうちに、どうすればシーソーがかたむくかがわかるようになります。

 

②動物について学ぶ

大きなデュプロ・ブロックでできたカラフルなサルやゾウ、トラ、パンダを組み立てながら動物について学ぶことができます。

 

③組み立てる順番を学ぶ

動物を組み立てて遊ぶことで、楽しく積む順番などを学ぶことができます。

おおきなこうえん

子供が大好きな公園あそびを再現できるセットです。

乗り物や家のドア、窓もついているので、アイデア次第で色々なものを作ることができ遊びの幅も広がります。

 

①夢中になれる楽しい遊具がいっぱい

風車やブランコ、滑り台などがあり、近所の公園や遊んだことのある公園を再現できます。

 

②ごっこ遊びに最適

2体の人形を使って、普段訪れる公園をイメージしながらのごっこ遊びが楽しめます。

 

③たくさんの乗り物や遊具

乗り物や遊具を作ったり、組み替えたりすることで、新しいものを作り出す創造性や、自由に思い描く想像力が育成されます。

 

3歳~

考える力・創造する力・解決する力など本当の意味での「頭の良い子」に育てるためには、3歳までに80%が決まってしまうと言われています。

3歳頃になると、頭の中にある「作りたいモノ」がイメージできるようになるので、いろいろな色や形のブロックを使って自由に組み立てて遊ばせてあげましょう。

 

ポリスカーとポリスステーション

ポリスステーションとパトカーを使って、警察ごっこが楽しめるセット。

パトカーにつけるサイレン・ブロックの上部を押すと、点滅するライトとサイレン音が出て、子どもの五感と好奇心を刺激します。

 

 

①社会性と感情表現

ドーナツを盗んだドロボウをパトカーで追いかけたり、牢屋に入れたりしながら、社会性を含めたごっこ遊びが楽しめます。

 

②想像力と創造性

人形をパトカーに乗せたり、泥棒を牢屋に入れるなど、色々組み合わせる中で自然に「空間認識」、「集中力」と「創造力」を育みます。

 

③五感と好奇心を刺激

ボタンを押すとパトカーのライトが点灯しサイレン音が出て、子どもの五感と好奇心を刺激します。

 

ベルのティーパーティ

ディズニー映画『美女と野獣』のベルが、魔法のお城のキッチンで新しい友達と歌ったり踊ったりしている楽しいセット。

映画の場面をまねしたり、新しいお話しを作ったりして遊ぶことができます。

①映画のシーンを再現

ディズニーの『美女と野獣』と創造性が一緒になった可愛らしいセットです。

 

②ごっこ遊びに最適なティーパーティ

ティーパーティ用にテーブルやイスが含まれます。ベルに持たせたり、座ったり、置いたりすることで女の子の好きなごっこ遊びが楽しめます。

 

まとめ

今回の記事では、レゴの低年齢向けのブロック「デュプロ」の特徴を紹介しました。

大きなブロックで安全性も高く、1歳半から遊べる知育教育に適したブロックです。

はじめてのブロック遊びに最適なブロックで、レゴ・ブロックとも互換性があるので、子供には将来レゴで遊んで欲しいと思っているのであれば、その導入にもぴったりです。

ぜひお店を見つけた時は、チェックしてみてください!


レゴの知育に関する内容はこちらでまとめています♪

【子供の知育教育にレゴを!】東大出身者70%が遊んだレゴ・ブロックは何を育むのか?