【最終更新日:2020年11月8日】
レゴブロックが子供の知育教育にいいという話はよく聞きます。
とはいえ、どのように遊ばせたらいいのか、どんなレゴの製品を勝ってあげたらいいのか、迷うこともあるのではないでしょうか。
今回の記事では、そんな悩みをバッチリ解決してくれる製品を紹介したいと思います。
それは、レゴを使った「からくり装置」を勉強できる本!
オリジナルの洋書がAmazonの子供向け物理学部門のベストセラー第1位の日本語版です。
購入してみましたが、本当に素晴らしい内容でしたのでレビューをお届けしたいと思います!
【2020年11月追記】
日本で15万部のベストセラーになった本書「カラコロピタン!」の続編が発売になりました!
パワーアップした第二弾のレビューをしています。
こちらではレゴの知育教育に関するレポートをまとめています。
【世界でベストセラー】知育教育にレゴの本カラコロピタン!がオススメ
目次
本の概要
『カラコロピタン! レゴブロックで作るからくり装置』
著/パット・マーフィー 訳/みずしま ぱぎい
2018年11月29日発売
ISBN:978-4-591-15874-6
サイズ:256 x 235mm 78ページ
対象年齢:8歳以上
定価:本体2,300円(税別)
この本には、33ピースのレゴブロックが付属します。
これらのブロックを使って「からくり装置」を作り遊ぶことで、スタートからゴールまでの道筋を考える力を身に着けることができる仕組みになっています。
タイヤを落とすといった一つのアクションがボールを動かし、ドミノを倒し、滑車を起動させ、、、といった感じでアクションを繋げていきます。
10のアクションが本に書かれていて、からくり装置もどんどんと複雑になっていきます。
本にはからくり装置が動く理由も丁寧に解説されています。
例えば、地球の引力がもたらすエネルギーのことや、滑車を発明したジョージ・アトウッドのことが載っていたり、楽しみながら勉強することができる仕組みになっています。
子供だけでなく、大人も一緒に楽しめる知育トイブックと言えるでしょう。
この本のオススメ理由をまとめます!
①付属のレゴパーツだけですぐにからくり装置が作れる
②作れるからくり装置は全部で10種類。
③自分のレゴブロックを使って、もっと大きな装置が作れる
④どのように動くかなどの説明や装置のポイントなども載っている
⑤からくり装置の使い方は想像力次第で無限大
それでは実際の本の様子や付属するレゴのセットを紹介していきます!
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本の様子
本は厚紙のカバーに入れられています。
カバーがあるので、本屋さんでは立ち読みできないかもしれません。
カバーを取ると本と付属のレゴが入った箱が出てきます。
右側の赤い箱にレゴブロックが33ピース付属します。
ブロックが付属するので、もし手持ちにレゴが一切なくても楽しむことができます。
本の巻末にはからくり装置に使う紙パーツが付属します。
この本では10種類のからくり装置の作り方や動く理由などが説明されています。
10のからくり装置の中で、最初のクイントプルは付属するレゴブロックだけでも楽しむことができます。
それでは、このクイントプルのセットとからくりの様子を紹介します!
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付属するレゴのセット・クイントプル
「クイント」とはラテン語で「5」という意味で、5つのアクションが次々と起こることから、この装置は「クイントプル」という名前になったそうです。
こんな説明も本に載っています。
最初に必要なブロックや紙パーツが載っているので、間違うこともありません。
説明書を読みながらブロックを組み立てていきます。
レゴの組み立てはそれほど難しくありませんが、細かいパーツがあるので対象年齢は8歳以上になっています。
紙パーツを折り曲げて、サインボードを組み立てます。
レゴブロックだけでないところが面白いですね。
からくり装置の下に本を置いて完成です!
ちなみに、、下に敷いているのはレゴの本で、これまでのレゴのセットをまとめたカタログになっています。
レゴ好きの方なら絶対楽しめると思う素敵な本になっています!
さて、それではからくり装置を起動させてみましょう。
ポールに刺さった横棒を抜くと、糸に結ばれたタイヤが落ちていくようになっています。
落ちたボールがシーソーに当たり、動いたシーソーがサインを立ち上げてボールを転がすという仕組みです。
言葉では伝わりづらいと思いますので、動画を用意しました♪
グルグル回ったタイヤが落ち、シーソーが持ち上がって、手前にボールが転がるのがわかりますか?!
動画では簡単に動いているように見えますが、実は何度か失敗して上手くいきませんでした。
ただ、本にはきちんと「うまくいかなかった時のためのチェックリスト」が用意されていて、これを一つ一つ確認することで上手くボールが転がるようになりました。
アクションを予想しながら組み立てて、失敗してもチェックリストを確認して、挑戦を繰り返して成功させていく、というプロセスが自然と体験できます。
このプロセスって、いわゆる「PDCAサイクル」のことですよね。
PDCAサイクルとは、Plan(計画)・Do(実行)・Check(評価)・Action(改善)を繰り返すことによって、業務の効率化や最適化を行う手法のこと。
このプロセスを楽しみながら学ぶことができる本になっていて、素直にすごくよいできな本だと思いました。
(子供の頃に読みたかった!)
その他のからくり装置
最初のからくり装置は本に付属するレゴブロックだけで組み立てることができますが、それ以降のからくり装置は手持ちのレゴブロックが必要です。
家にあるブロックを使って自由にからくり装置を作ることができます。
こちらの動画から他のからくり装置を見ることができます♪
とても複雑そうなからくり装置もありますが、本を読みながら進めていけばきっと組み立てることができそうです!
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まとめ
これまでいくつもレゴの本を買ってきましたが、正直この本の内容にはとても驚きました。
レゴを使った教育本という視点では、ダントツで一位の内容だと思います!
さすがAmazonの洋書ベストセラーですね。
オススメの理由を最後にまとめます。
①からくり装置で遊びながらPDCAサイクルが身に付く
②本の説明で物理の基礎も勉強できる
③付属のレゴだけでも遊べるし追加しても楽しめる
④親子で楽しめるし、大人も勉強になる
⑤内容の割に安い!(税別2,300円)
あえて悪い点をあげるとすると、紙パーツの紙が薄かったくらいでしょうか(笑)
本当にオススメです!
それでは、最後まで読んで頂きありがとうございました♪
こちらの記事ではレゴのオススメ本を紹介しています。
こちらではレゴの知育教育に関するレポートをまとめています。