【最終更新日:2020年2月24日】
大阪・梅田の阪急三番街に、「HANKYU BRICK MUSEUM(阪急ブリックミュージアム)」というレゴの展示エリアがあることを、こちらの記事で紹介しました。
世界で13人しかいない伝説のレゴ認定プロビルダー「三井淳平さん」が制作した圧巻の作品が並んでいるのすが、このミュージアムは作品の入れ替えがあって、古い展示内容はここではもう見ることができなくなってしまいるのです。
ところが、2020年の2月の下旬頃から、古い展示内容も同じ阪急三番街の中で展示されるようになりました。
ブリックミュージアムとは違う展示方法で、色んなアングルからも見ることができます!
今回の記事では、阪急三番街の中に展示されているブリックミュージアムの過去の展示内容を紹介したいと思います!
【ブリックミュージアム別館?】梅田・阪急三番街にあるレゴの展示を紹介!
目次
ブリックミュージアムとは?
大阪・梅田の阪急三番街にあるレゴの展示エリア「HANKYU BRICK MUSEUM(阪急ブリックミュージアム)」。
レゴストア梅田店への通路に世界で13人しかいない伝説のレゴ認定プロビルダー「三井淳平さん」が制作した圧巻の作品が並べられています。
作品内容は色々ありますが、作品の一部は定期的に入れ替えされているようで、過去に展示されていた作品はブリックミュージアムでは見ることができません。
現在の展示内容はこちらで紹介しています!
ところが、2020年の2月下旬から、同じ阪急三番街の地下一階及び地下二階で過去の作品が展示されるようになりました!
少しわかりづらい場所にあった展示も探してきたので、紹介したいと思います。
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阪急大阪梅田駅
阪急三番街の北館地下2階、フードコートにある時計が目印です。
時計の左側にあるエスカレータの脇に飾られていました。
写真の通り、透明なショーケースに入れられていることもあり、左右や上から作品を見ることができます。
ブリックミュージアムでは正面からしか見ることができなかったのですが、ここではレゴの作品を色んなアングルから見ることができるようになりました!
阪急大阪梅田駅の特徴といえば、日本では珍しい頭端式のプラットホーム形状。
このホームの形によって、まるで海外のターミナル駅のような雰囲気となっています。
ちなみに、阪急創始者の小林一三氏がヨーロッパのターミナル駅を理想としていたそうです。
新しい展示形式のおかげで、こんなアングルからも見ることができるようになりました!
駅の顔である改札回り。
「入」と「出」の改札機が並べられています。
ミニフィグ目線でも撮影可能!
券売機の周りにはたくさんのミニフィグが切符を買うために並んでいました。
続いてプラットホーム周辺を見てみましょう。
線路の端部に置かれた花壇が可愛らしい!
アイレベルから見ると、整然と並んだ柱がキレイです。
プラットホームからコンコースに降りる階段。
腰壁やその上の手すり、柱との納まりも完璧です!
プラットホームには黄色の誘導ブロックや、端部の滑り止めの床仕上げなどが再現されていて駅らしさが出ています。
阪急の大阪梅田駅のようなターミナル駅の空間的な魅力って、奥行きの広い空間が電車によって一部遮られることによる空間的変化だと思うのですが、そのあたりの空間的特徴がとても上手く再現されていると思いました。
水平方向に連続するホームや線路と、鉛直方向を強調する柱とのバランスも完璧!
ミニフィグの顔はすべてシンプルな「にこにこ顔」になっていました♪
■作品名:阪急大阪梅田駅
■使用ピース数:40,000ピース
■制作時間:200時間
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阪神甲子園球場
過去の展示内容で一番見つけるのが難しかったのが、「阪急甲子園球場」でした。
「阪急大阪梅田駅の展示」と同じで、阪急三番街の北館地下2階にあります。
フードコートの東側にあるエスカレータの裏側にあります。
エスカレータの裏で、天井が低くなっているエリアに上手く飾られていました。
収容人員47,000人以上の甲子園球場。
内野席全体を覆っている銀傘もバッチリ再現されています。
2009年の改修工事で大きくなりました。
日本のプロ野球の本拠地としては稀少となった天然芝。
ピッチャーマウンドは、周囲のグラウンドよりも高くなっていました。
再現度がすごい!
甲子園球場の外観の特徴である蔦(つた)もバッチリ再現されていました。
この蔦は、1924年12月に安価で見た目を向上させる策として外壁に植栽されたそうです。
アーチ状の出入口や、四角形の小窓など、外観上の特徴もしっかりレゴで再現されています。
■作品名:阪神甲子園球場
■使用ピース数:35,000ピース
■制作時間:200時間
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南蛮胴具足(赤備え)
この作品示だけ、阪急三番街の地下1階に展示されています。
地下1階KIDDY LANDの正面にあるふれあい広場にあります。
南蛮胴とは、ヨーロッパの胴鎧を16世紀から17世紀の日本において日本風に改造した鎧のこと。
レゴの金塊パーツで再現された金屏風の前に飾られていました。
真田家の部隊は「赤備え」と呼ばれる赤系統の装備品が特徴。
大坂夏の陣において、真田幸村が自分の部隊を赤備えに編成したと言われています。
真田の紋として有名な六枚のコイン「六連銭」も再現されています。
六文銭とは、死者が旅の途中で渡ると信じられている三途の川(さんずのかわ)の渡し賃のことです。
三途の川は、現世(この世)と冥途(あの世)を隔てる川で、お金を必要とする最後の機会になります。
その渡し賃が六文とされていました。
六文銭はいわば最後の交通費ということになります。
いつでも散る覚悟があることを表す、勇猛果敢なエンブレムとして一族の気概を示していると言われています。
甲冑の曲面がレゴで再現されています。
色んな方向から見ても美しい形になっているのがすごいですね。
■作品名:南蛮胴具足
■使用ピース数:30,000ピース
■制作時間:100時間
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まとめ
この記事では、阪急三番街に再展示されたレゴの作品を紹介しました。
同じく阪急三番街にある本家の「阪急ブリックミュージアム」には、他にも圧巻のレゴ作品が展示されているので、レゴストア梅田店と合わせてぜひ足を運んでみてください。
こちらの記事では、「阪急ブリックミュージアム」の展示内容と、制作者である三井淳平さんのことを紹介していますので、ぜひご覧ください!