【最終更新日:2020年3月15日】
子供たちの知育玩具として世界中に多くのファンを持つレゴ・ブロックと日本の自動車メーカーの日産がコラボレーション!
なんと日本車初の公式レゴ商品「日産 GT-R ニスモ 76896」が発売されました!
これまでに世界中の数々の名車を再現した「レゴ・スピードチャンピオンシリーズ」の一台として登場。
3000円程度のお手軽な価格で、手のひらサイズで再現されたモデルです。
この記事では、GT-Rニスモのレゴとしての発売経緯や、実写の雰囲気をどこまで再現できているのかレビューしたいと思います!
【レゴ初の日本車モデル】日産 GT‐R ニスモ 76896の購入レビュー
目次
日産GT-Rニスモとは?
GT-Rとは、日産スポーツモデルの象徴であるスカイラインGT-Rの後継車種で、2007年から製造・販売されているノッチバッククーペ型の高級スポーツカーです。
そして、「パフォーマンスモデルの頂点」に位置づけられるレース活動での知見を生かしたモデルがニスモ(NISMO)です。
「NISMO」とは、これは「Nissan Motorsports」の略で、過酷なレースシーンで磨かれた究極のパフォーマンスカーに与えられる称号なのです。
スポンサーリンク
コラボレーションの経緯
GT-R ニスモのレゴ製品発売の経緯については、2016年4月7日にドリフト界の第一人者である川畑真人選手がNISSAN GT-Rを駆り、ドリフトの世界最高速度となる時速304.96km/hを達成し、ギネス世界記録を更新したことがきっかけのようです。
この直後にレゴ社から、日産側にコラボレーションのオファーがあったそうです。
日産自動車執行役副社長の星野朝子氏は、GT-Rニスモのレゴ化に対してこのように語っています。
今回のセットの特徴である風を切り裂くような赤黒のグラフィックや大きなウイングは、2016年のドリフト・ワールドレコードチャレンジモデルのもの。
もともと、この世界最高速度リフトの動画を見たレゴ社が「日本車もいいね!」となったとのことなので、2016年のドリフト仕様であることは外せなかったのでしょう。
そこに、GT-R ニスモ 2020年モデルの意匠も含まれた、ハイブリッドな作りとなっています。
スポンサーリンク
スペックの比較
実際の日産GT-R NISMOとレゴのGT-R NISMOのスペックの比較を下に示します。
面白くまとまっていますね。
日産 GT-R NISMO | レゴ NISSAN GT-R NISMO | |
開発期間 | 十数年 | 約12か月 |
パーツ | 9万個以上 | 298個 |
組み立て 時間 | 約8時間 (匠によるエンジン組み立て時間を除く) | レゴブロックで遊ぶエキスパートであれば約20分。 そうでない方は1時間 |
トップ スピード | 315km/h以上 | 手の力加減次第 |
トランス ミッション | 6速DCT | 前と後ろに進むどちらか |
重量 | 1720kg | 193g |
組み立て 説明書 | 含まれていない | 同梱 |
燃料 | プレミアムガソリン | 創造力 |
航続可能 距離 | 550km以上 | 無限 |
楽しい時間 | エンドレス | エンドレス |
7歳以上を対象とした「スピードチャンピオンシリーズ」では、これまでにマクラーレン『セナ』や、1974年ポルシェ『911ターボ3.0』、フェラーリ『F40コンペティツィオーネ』など、世界中の様々なスポーツカーが登場していましたが、日本車は他シリーズを含め、レゴ史上初となります。
ちなみに、GT-R NISMOがドリフトの世界最高速度をたたき出しと時の動画がこちらです。
ドリフトがとてもカッコいい!!
レゴ・日産 GT‐R ニスモ 76896のレビュー
外箱
パッケージはスピードチャンピオンシリーズらしく黒を基調に決まっています。
パッケージ写真も、ばっちりドリフトを決めていますね!
サイドには、日産の公式ライセンス商品であることが記載されています。
パッケージの裏面はこんな感じです。
特徴的なリアビューの製品写真に加え、2016年のドリフト世界記録を出した時の写真が掲載されています。
レゴ社のこだわりを感じますね。
スポンサーリンク
ミニフィグ
車がメインのスピードチャンピオンシリーズですが、ドライバーとしてミニフィグが付属します。
赤いヘルメットに、ニスモのレーシングスーツを身にまとったミニフィグです。
これはレアすぎる!
顔はシングルフェイスですが、ヘアパーツを付け替えることが可能です。
GT-Rニスモ
それでは車体全体を見ていきたいと思います。
Vモーショングリル、フェンダー上のカーボンダクト、LEDポジションランプなどはシール処理となっていますが、これはなかなか似てるんじゃないでしょうか。
そしてGT-Rのアイコニックなデザインポイントである4連の丸テールランプはこんな感じです。
エキゾーストエンド、ウイングなどもレゴらしく”表現されています。
レゴ社側も「特に気を配ったのは、丸いテールランプの表現です。ここは、GT-Rのアイコンともいえる部分です。」とコメントしており、リアのデザインは製品化する上で力を入れたようです。
スポンサーリンク
フロントのGT-Rバッジがシールで描かれるなど、細部までていねいに再現されています。
これまでのレゴスピードチャンピオンシリーズの横幅は6スタッドだったのですが、このモデルから少し大きいサイズ(8スタッド)になりました。
横幅が広がったので、内部もツーシーターになりました!
フロントのボンネットは、一部のパーツを外すことで開閉させることができます。
細かいギミックがレゴらしいですね。
カラーリングがシールで再現されている部分が多いですが、車全体のバランスやディテールはかなりうまく再現されていると思います!
スポンサーリンク
まとめ
さて、日本車初の公式レゴ商品「日産 GT-R ニスモ 76896」の商品のポイントをまとめたいと思います!
① 全体の再現度が高い!特にリアビュー!
② ニスモの限定ミニフィグが素敵!
③ 従来より車幅が広がった!
④ 3000円程度のお手頃価格
レゴの製品は絶版になってしまうと入手が困難になり値上がりします。
この日産 GT-R ニスモ 76896も、もしかしたら2020年以降は手に入らないかもしれません。
レゴの車好きはもちろん、日産好き、GT-R好きなら見つけたら即買い必至のセットだと思います!