【最終更新日:2020年4月4日】
レゴのアイデアシリーズから「21322 赤ひげ船長の海賊島」が発売になりました。
島に難波した海賊船が舞台のセットで、1988年に発売された海賊船「ダークシャーク号」への組み換えが可能となっています。
過去の製品へのオマージュとなっているためか説明書にはサイドストーリーやミニフィグたちの紹介がありました。
ただ、これらは英語で書かれていたので、この記事では説明書に書かれていた内容を日本語で紹介しています。
レゴのセットの背景として楽しんで頂けると嬉しいです!
(原文を意訳しているので必ずしも正確な翻訳ではありません)
セットのレビューはこちらで詳しくまとめています!
【レゴ・パイレーツ】赤ひげ船長の海賊島のストーリーとミニフィグ紹介
目次
分厚い説明書
総ピースが2545ということもあり、説明書はかなり分厚くなっています。
説明書の冒頭部分には海賊世界の物語やイラストが載っています。
また、セットに含まれるミニフィグたちの簡単な紹介もありました。
ただ、これらの説明はすべて英語での表記になっていましたので、内容を簡単にまとめてみました!
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海賊たちのストーリー
インストラクションに記載されていた英語の説明文とイラストをもとに、日本語のストーリーにしてみました。
赤ひげ船長の海賊島のセットを楽しく遊べる物語になっていました!
18世紀のレゴの世界のどこかで、平和に繁栄した開拓者たちの集落がありました。
その平和は、彼らが新しい島で発見した多くの財宝によってもたらされたものでした。
しかし、この財宝を知っていたのは彼らだけではなく、それを狙う者がいたのです。
「赤ひげ船長」。
悪名高い海のレゴランドの海賊団のリーダーであり、海賊船「ダークシャーク号(Black Sea Barracuda)」の指揮官である彼が財宝に目をつけていたのです。
赤ひげ船長は、これらの財宝は彼の祖先のものであると信じていて、彼の信じることが正しいと証明するために動き出そうとしていました。
彼は生きながらにして伝説となっていました。
長年にわたり多くの船長がレゴの世界の海を行き来しました。
アイアンフック船長やブリックベアード船長など多くの名前があがりますが、「赤ひげ船長」ほどに海賊たちを集結させ、帝国を恐怖に陥れた者はいなかったのです。
そして、開拓者たちが眠りについた頃、赤ひげ船長は海賊たちを集め、大砲を船に積みました。
準備は万全、ついに開拓者たち総督軍の本拠「サブレ砦(Eldorado Fortress)」へ向けて船を進めたのです。
赤ひげ船長の計画通り、夜の闇に紛れた海賊たちは財宝を奪うことに成功。
海賊たちは手に入れた財宝で幸せに暮らせるはずでした。
しかし、赤ひげ船長と仲間の海賊たちは、帰路の途中で嵐のような竜巻に遭遇してしまったのです。
ダークシャーク号では、海賊たちが暴風にあおられた高波と格闘していました。
そして、太陽が昇り、風が吹くのをやめた時、そこには静かな海しかありませんでした。
赤ひげ船長や彼の仲間たちの痕跡は一切残っていなかったのです。
その日以降、海賊たちの襲撃によって開拓者たちが夜に目覚めることも、水平線の彼方からやってくる海賊船に怯えることもなくなりました。
何年経っても、赤ひげ船長と彼の仲間たちはついに姿を現すことはありませんでした。
ただ、酒場では依然として彼らの不思議な噂がささやかれていました。
財宝の島の近くで見たという噂や、サブレ砦の牢獄に投獄されたという話もありましたが、多くの人々は赤ひげ船長は嵐によって海の彼方に連れていかれたのだと信じていました。
しかし、最近になって新しい噂が出回っているのです。
古い船の残骸で作られた奇妙な島と、そこに住む海賊たちの噂です。
何が真実で何が嘘かを知るものはいません。
浜辺で夜風に向かって耳を傾けると、風がささやきかけます。
「バラクーダ、バラクーダ、バラクーダ…」
それは、赤ひげ船長が乗っていた海賊船の名前。
さぁ、この先の冒険をあなたの想像力で続けてください。
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赤ひげ船長と仲間たち
説明書に書かれていた各ミニフィグたちの説明文を紹介します。
所々に過去のセット名が登場するのが楽しいです。
赤ひげ船長(Captain Redbared)
赤ひげ船長は、かつて「ダークシャーク号(Black Sea Barracuda)」の船長でした。
悪名高い海賊で、総督軍たちに奪われた財宝を求めて「海賊のとりで(6273)」から仲間を連れて航海を始めたのです。
敵には恐れられ、仲間からは尊敬された赤ひげ船長はすべての船乗りの伝説とも言える存在でした。
アンカーレディ(Lady Anchor)
アンカーレディは、力の強い剛腕の剣士です。
赤ひげ船長が航海に出ている時には、入り江に残った海賊たちを従属させ、全てをきちんとしておく役割を担っていました。
リギング(Quartermaster Riggings)
赤ひげ船長ととても親密なリギングは、財宝の場所を知らされるほどに信頼された唯一の乗組員でした。
船長とはいつも意見が一致していました。
(目がぴったり合うほどに意見が一致するのは、彼らが反対の目に眼帯をしていたからでしょう)
タトゥーガ(Tattoga)
並外れた強さを持つ職人です。
噂にはそると、彼はかつて腕相撲コンテストでサメを倒しそうです。
ロビン・ルート(Robin Loot)
クロスボーンクリッパー号の元射撃手。
何をしでかすかわからない危険人物です。
クロスボーンクリッパー号6250(1997年)
ジャック・ダブロン(Jack “Dark Shark” Doubloons)
ポート(Port)
ブロードサイド兄弟の一人で、海賊のとりでで赤ひげ船長の乗組員に加わりました。
豊かな口ひげが特徴です。
海賊のとりで 6273(1991年)
スターボード(Starboard)
ブロードサイド兄弟のもう一人。
彼の顔にたくわえられたヒゲは兄弟一緒ですが、彼はいつも料理に夢中です。
レゴの海賊シリーズで登場したミニフィグの紹介記事はこちら!
まとめ
この記事では「21322 赤ひげ船長の海賊島」の説明書に書かれていた英語のストーリーやミニフィグの紹介を説明しました。
僕自身がこのセットを含めて、子供の頃から海賊のシリーズが大好きだったので、組み立てる前に説明書を読み込んでしまい楽しい内容だったので記事にしてみました。
英語で読み飛ばしていた方にも興味を持って頂けたら嬉しいです!
「赤ひげ船長の海賊島」のセットレビューはこちらで詳しくまとめています!
レゴの海賊シリーズで登場した帆船セットの紹介記事はこちら!