【最終更新日:2021年3月31日】
世界中で「その名を知らない人はいない」ほど有名なおもちゃのレゴ・ブロック。
創造力次第でブロックを組み合わせてなんでも作れてしまうレゴ・ブロックは国内外問わず多くのファンがいます。
子供の知育教育にもよいというデータもあり、レゴ・ブロックを子供に与えている方も多いのではないでしょうか。
しかし、このレゴ・ブロックで気になるのが、ブロックに溜まるホコリ!
新品で買っても数カ月飾っておけば、ホコリがたまってしまいます。
また、これまではあまり気にならなかったメルカリ等での中古の購入も、新型コロナウイルス対策の視点で気になりますね。
そこでこの記事では、レゴ・ブロックをできるだけ清潔に保つための洗浄方法について紹介したいと思います!
ホコリではなく黄ばんでしまったレゴを白くする方法はこちら!
【洗濯機+オキシクリーン】汚れたレゴ・ブロックをキレイにする方法!
目次
見た目はキレイでも実は汚れているレゴ・ブロック
レゴ・ブロックの特徴と言えば、表面に付けられたポッチ(正式名称:スタッド)ですね。
踏んづけると死ぬほど痛いこのポッチが、ブロック玩具として精密に組み立てを可能としています。
ただ、このブロックにあるポッチや複雑な形状のために、その隙間にホコリや細かい汚れ、皮脂などがたまりやすいのです。
最近はコロナウイルスの心配もありますし、たとえ見た目はキレイでも、ある程度使ったら洗浄することをオススメします。
レゴ社公式の洗浄方法
レゴ・ブロックの殺菌と洗浄の方法ですが、レゴ社のホームページにきちんと記載されています。
概要は下記の通りです。
①高温で洗うとパーツの品質に影響する可能性があるため、最高40°Cで手洗い
②水にマイルドな洗剤を加えてもOKだが、その後にきれいな水ですすぐ。
③ブロックを洗濯機や食器洗浄機に入れるのはNG。
④オーブン、電子レンジ、ヘアドライヤーなどは絶対にダメ!室温で自然乾燥させてください。
洗濯機で洗うためには?(非公式)
レゴ社の公式な方法では手洗いが推奨されていますが、たくさんのブロックをまとめて洗いたい時に、洗濯機が使えたら、、、と思いますよね。
ここでは非公式ではありますが、洗濯機での洗浄方法を紹介したいと思います。
ブロックを分類する
レゴ社が洗濯機での洗浄を認めていない理由として、レゴ・ブロックには様々な種類があり、パーツによっては洗濯機でまとめて洗うと傷がついたり変色したり、壊れてしまう可能性があるからと考えられます。
これは洋服も同じですが、洗濯機でガンガン洗ってもOKな服もあれば、ネットに入れれば大丈夫なもの、手洗いでなければダメなもの等々、服の素材や形によって洗い方が異なりますよね。
レゴも洋服と一緒です。
洋服と同じように、洗濯機で洗えそうなブロックをきちんと選べば大丈夫です。
洗浄するために、お手持ちのレゴ・ブロックを以下のグループに分けてみましょう。
①クリアーパーツ
②プリントパーツ、シールが張られているパーツ
③光ったり電気ギミックに関係する特殊なパーツなど
④油っぽいパーツ
⑤ホコリっぽいパーツ
⑥上記以外のブロック
レゴ・ブロックをなるべく傷めないように、これらのグループに分けて、洗浄を行います。
①~⑤は洗い方に注意が必要です。
また、⑥に分類される基本ブロックは洗濯機で洗浄しても大丈夫です。
それでは、それぞれの方法について説明していきます!
「せっかく作った作品をバラさずに洗浄したい」という方はこちらの記事をどうぞ♪
クリアパーツ
クリアーパーツとは、ブロックが透明なパーツのことです。
窓ガラスに使われていたり、ブロック全体が透明なパーツもあります。
クリアパーツを他のブロックと一緒に洗濯機で洗うと、ブロック同士が接触し、小さな傷が付いてしまい、透明度が低下する可能性があります。
そのため、公式の方法の通り、洗面器に40℃程度のぬるま湯をはり、手でこすってホコリや汚れを落としましょう。
手が入らない細部は、柔らかめのブラシで傷が付かないように、優しく掃除をします。
なお、「多少の傷なんて気にしない!」という方は、後述するそれ以外のブロックと一緒に洗う方法でOKです。
洋服で例えると、ニット製品みたいなイメージでしょうか(笑)
洗濯機で洗えるニットもあるけど、やっぱり手洗いが安心みたいなイメージです。
プリントパーツ、シールが張られているパーツ
このカテゴリは、こんなパーツが該当します。
ミニフィグの顔や服もプリントパーツです。
これもクリアーパーツと同じ理由で、他のブロックと一緒に洗うとプリントがはげてしまうことがあるため、個別に洗いましょう。
洗い方もクリアーパーツと同じです。
ぬるま湯につけて、手でこすって洗う程度にとどめましょう。
またレゴに付属のシールを貼っている場合は、水洗いをすると、シールがはがれてしまうことが多いです。
そのため、シールのパーツは、水洗いをせずにウェットティッシュなどで軽くふいて掃除をしましょう。
プリントパーツについても、「多少の傷は気にしない!」ということであれば、それ以外のブロックと一緒に洗う方法で洗ってしまった方が楽です。
この辺の感覚は、洋服と同じですね。
光ったり電気ギミックに関係する特殊なパーツ
これはあまり見かけたことがない方もいるかもしれませんが、レゴのパーツの中には、スイッチを押すと光るパーツやそれに電気を供給する電池パック、スイッチパーツなどの電気ギミックに関係するパーツが存在します。
他には、金属製のパーツやグリスが塗られているパーツも存在します。
このような特殊なパーツは、水洗いをせずに雑巾での乾拭きか、せめてウェットティッシュで軽く拭う程度にしましょう。
これは洋服で例えると、本革レザーの製品になるかもしれません。
さすがにレザー製品を直接洗濯機に入れる方はいないですよね(笑)
油っぽいパーツ
レゴ・ブロックは遊んでいると手の油分などで、段々と油っぽくなってきます。
また、長期間放置したタイヤなどのゴムパーツから、油分が出てくることも。
このようなブロックは、洗面器に40℃程度のぬるま湯をはり、食器用洗剤を少し加え、パーツを水洗いします。
こうすることで、食器用洗剤の高い洗浄効果により、油分が除去され、ヌルヌル感がなくなり、キュキュッとします。
この後は、後述するそれ以外のブロックと一緒に洗う方法で洗えばOKです。
洋服で例えると、襟の裏が特に汚れたシャツでしょうか。
最初に部分的に漂白材を染み込ませてから洗いますよね。
それと同じイメージです。
ホコリっぽいパーツ
こちらは、特にホコリで汚れているパーツ。
そのまま他のブロックと一緒に洗うと、ホコリが他のブロックに付いてしまいます。
まずはクリアーパーツと同様に、洗面器に40℃程度のぬるま湯をはり、柔らかいブラシなどでこすって大まかなホコリと汚れを落とします。
この後は、後述するそれ以外のブロックと一緒に洗います。
洋服だと、初めて洗うデニムでしょうか。
色落ちが心配なので別で洗って、色落ちがしなくなったら他の服とまとめて洗える、みたいな感じです。
その他のブロック
上記のどれにも該当しないブロックの洗浄には、洗濯機を使うことができます。
洗濯機があれば、たくさんのブロックの洗浄でもかなり楽になります!
それでは、洗濯機の使い方を詳しく紹介していきます♪
レゴ・ブロックの洗濯機での洗い方
洗濯ネットを利用しよう
洗濯機に直接レゴを入れたら、傷もつきやすいし、細かいブロックが機械に入り込む可能性があるので、洗濯用のネットを用意します。
洗濯用のネットは何でも構いませんが、小さいブロックが洗濯中に出てきてしまわないように、網目が細かいものが必要です。
また、チャックがあいてブロックが出てくることがないように、しっかりした製品を選びましょう。
傷がつかないようにタオルでコーティング
洗濯機にかける際、注意しなければならないのは、洗う時にブロックが洗濯機のドラムにぶつかって傷ができる恐れがあります。
そこで少しでも傷がつくのを防ぐために、ネットの内側をタオルでコーティングした上でレゴを入れます。
さらに、小さめのハンドタオルを数枚ネットに。
こうすることで、少しでも洗濯槽内の衝撃を和らげることができます♪
オキシクリーンを入れて洗浄
洗濯機には水ではなく40℃程度のお湯にして、オキシクリーンを溶かして、1~2時間放置してから洗います。
ネットごと陰干しして終了!
洗濯が終わったら、ブロックの色が褪せないように、日のあたらないところに陰干しします。
洗濯ネットの中のタオルだけ抜いて、そのままネットごと干せばOK!
完全に乾ききったら、洗浄終了です!!
まとめ
今回ご紹介したようにブロックを分けてから洗濯機を使うことで、手間をかけずにレゴ・ブロックを簡単・キレイに掃除できます!
自宅にあるレゴだけでなく、メルカリで買った中古のレゴもこれでキレイにできますよ♪
新型コロナが気になる方も多いと思いますので、一度試してみてはいかがでしょうか。
それでは、最後まで読んで頂きありがとうございました♪
せっかく作った作品をバラさずに洗浄したいという方はこちらの記事をどうぞ♪
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