【最終更新日:2020年1月22日】
「スターウォーズ/スカイウォーカーの夜明け」というシリーズ最終章の公開が迫り、スターウォーズがさらに盛り上がっています。
そんなスターウォーズを題材にしたレゴの大人気シリーズ「レゴ・スターウォーズ」。
1999年にレゴ初のライセンス製品として発売されてから、レゴの数多くあるシリーズの中でも屈指の人気を誇るテーマです。
前回の記事では、この人気のシリーズのエピソード1からエピソード3までの「新三部作」に焦点を当てて、その人気のセットやミニフィグたちを紹介しました。
第二弾の本記事では、このシリーズの核ともいえる「旧三部作」のエピソード4からエピソード6までの人気セットを当時のテレビCMと一緒に紹介したいと思います。
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目次
レゴ・スターウォーズとは?
遠い昔、遥か彼方の銀河系で…
ご存じの通り、『スター・ウォーズ』(Star Wars)とは、アメリカの映画作品で、その圧倒的なスケール感とSFX、VFXによって映画ファンを魅了し続けています。
エピソード1~3はアナキン・スカイウォーカーがダース・ベイダーになるまでの過程を描き、エピソード4~6はアナキンの息子ルーク・スカイウォーカーがジェダイの騎士となって帝国を打倒するまでを描いています。
近年のエピソード7~9はルークたちが帝国を倒した30年後を描いた作品です。
このスターウォーズシリーズの中でも、特に第1作のエピソード4はSFというジャンルの立ち位置を大幅に変えた金字塔的作品で、後のハリウッド映画や日本の漫画・アニメにまで影響を与えた超大作。
このエピソード4~6までの三作は「旧三部作」と呼ばれ、コアなスターウォーズファンから未だに絶賛され続ける作品です。
一方のレゴ社は、「戦争に関わるもの及びキャラクターものは商品化しない」と言われていましたが、1999年の「エピソード1」の公開に合わせてシリーズの全版権を取得し商品化を始めました。
こうして始まったのが「レゴ・スターウォーズ」であり、まさに究極のエンターテイメントコラボレーションともいえる企画でした。
この記事ではレゴ・スターウォーズで発売された数多くのセットの中からエピソード4~6の旧三部作に焦点を当てて、人気のセットを年代別に紹介したいと思います。
それでは、フォースとともにあらんことを。
1999年のレゴ・スターウォーズ
レゴ・スターウォーズシリーズは1999年公開のエピソード1/ファントムメナスに合わせて始まったので、この年に発売された製品のほとんどがエピソード1関連のものでした。
しかし、エピソード1関連のセットに交じって、旧三部作をフィーチャーした製品もいくつか発売されました。
その中でも最も世界中のスターウォーズファンを熱狂させたのが、このセットだと思います。
7140 Xウィング・ファイター
旧三部作において大活躍した反乱同盟軍の象徴的戦闘機「T-65B Xウイング・スターファイター」を再現したセットです。
Xウイングの特徴である開閉式の翼もレゴで見事に再現。
このように翼を大きく広げることが可能で、正面や真後ろから見るとあの象徴的なX型の外見が再現できたのです。
さらにこのセットにはルーク・スカイウォーカーの他にR2-D2もレゴブロックで登場しました。
旧三部作関連のセットはこれだけではありません!
この年に発売されたセットのもう一つの目玉ともいえるのがこちら。
7150 タイ・ファイター&Yウイング
反乱同盟軍のYウイング強襲用スターファイターと、ダースベイダー専用のタイファイター(タイアドバンストx1)のセット。
Yウイングもタイファイターも特徴的な船体形状が絶妙に再現されています。
そして、もちろんこの機体を乗りこなすダースベイダーもミニフィグとして初登場。
あの恐ろしいマスクがレゴで上手く再現されています。
このミニフィグだけでも欲しかったファンは多かったのではないでしょうか。
エピソード4の序盤、砂漠の星タトゥイ-ンでルークがオビ=ワン・ケノービと一緒に乗ったサンドスピーダーも登場。
こうして、ダースベイダーやルーク、R2-D2などの主要キャラクターのミニフィグやシリーズの中核をなす宇宙船が登場したことで、スターウォーズシリーズは発売一年目から大成功をおさめ、超人気シリーズとなりました。
この年のテレビコマーシャルがこちらです♪
2000年のレゴ・スターウォーズ
レゴ・スターウォーズ2年目の2000年には、さらに魅力的なセットが登場しました!
7190 ミレニアム・ファルコン
ハン・ソロの愛機である宇宙船「ミレニアム・ファルコン号」。
その優れた高速力と、性能に似合わぬ乱雑な外観から「銀河系最速のガラクタ」の異名を持つ船です(笑)
641ピースのブロックでこの複雑な外観が見事に再現されており、世界中で大ヒット商品となりました。
一緒に含まれるミニフィグたちも可愛らしいですよ。
左から、ルーク、R2-D2、C-3PO、レイア姫、ハン・ソロにチューバッカですね。
この頃はまだ顔や手には黄色いパーツが使われていました。
さらに、この年には賞金稼ぎのボバ・フェットが所有した改造型ファイアスプレー31級哨戒攻撃艇「スレーヴⅠ」も製品化。
7144 スレーブⅠ
エピソード5と6で登場したボバ・フェットもミニフィグで登場しました。
2001年のレゴ・スターウォーズ
レゴ・スターウォーズの勢いはまだまだ続きます。
最初に紹介するのは、エピソード4の冒頭で、R2-D2とC-3POが砂漠の惑星タトゥイーンに漂着したシーンを再現したセットです。
7106 ドロイド・エスケープ
レイア姫から託されたデス・スターの設計図を持ったR2-D2が相棒のC-3POと共に脱出したポッドですね。
まさにスターウォーズの始まりともいえるシーンでした。
続いては銀河帝国の宇宙船力の象徴ともいえるタイファイターです。
7146 タイファイター
特徴的なH型の船体の再現度が高いですね。
前年に登場したXウイングやYウイングと一緒に並べたくなります。
そして銀河皇帝も搭乗したラムダ級T-4aシャトル(通称インペリアル・シャトル)もついに登場。
7166 インペリアル・シャトル
一緒に含まれるミニフィグはもちろんこの方。
銀河皇帝のダース・シディアス。
紅のロイヤルガードを引き連れて登場しました!
2002年のレゴ・スターウォーズ
翌年にエピソード2の公開を控えたこの年は、レゴのスターウォーズシリーズも少し休憩。
大きなセットではなく、可愛らしい小箱セットがいくつも登場しました。
イウォーク族はエピソード6に登場した森林豊かな衛星エンドアに住む種族で、クマのぬいぐるみのような外見が特徴。
この可愛らしいイウォークと帝国軍の戦いのセットです。
続いて、同じエピソード6の最後のシーンを再現した小箱セットが2つ登場しました。
7200 最後の決闘Ⅰ
こちらは、ルークを待ち受けるダース・ベイダーと銀河皇帝のミニフィグセット。
そして、こっちは連行されるルーク・スカイウォーカーのセットです。
7201 最後の決闘Ⅱ
小箱セットだったこともあり、旧三部作のラストシーンが手軽に楽しめる製品でした。
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2003年のレゴ・スターウォーズ
2003年にはスターウォーズ・エピソード2が公開されたこともあり、レゴ・スターウォーズシリーズも勢いにのってたくさんのセットが発売されました。
最初に紹介するのは、かなりインパクトのあるこのセット。
4480 ジャバ・ザ・ハットの宮殿
惑星タトゥイーンに本拠を置き、ありとあらゆる犯罪に手を染めている犯罪組織ハット・カルテルの首領ジャバ・ザ・ハットの宮殿。
そのジャバ・ザ・ハットはこんな姿での登場でした(笑)
一応、手の部分はミニフィグと共通パーツになっています。
続いては、エピソード4の序盤で登場したモス・アイズリーの酒場を再現したセットです。
4501 モス・アイズリー・カンティーナ
ここでのハン・ソロとの出会いがその後の物語をスタートさせるきっかけとなるので、思い出深いシーンのセットですね。
あの有名なシーンも再現できます♪
続いては銀河帝国軍の地上部隊の主力兵器、4本足が特徴のAT-AT。
4483 AT-AT
ちなみに、AT-ATとは(All Terrain Armored Transport 全地形対応装甲トランスポート)の頭文字だそうです。
1052パーツの特大セットでした。
2002年はこれまでに製品化されていた宇宙船などがリニューアルして新しく登場したセットが多い年でした。
たとえば、1999年に一度登場していたスノースピーダーが再登場。
4500 スノースピーダー
エピソード5で登場した反乱軍が独自に兵装と寒冷地対策とを施した改造機です。
同じく1999年に一度登場したXウイングもリニューアルして再登場。
4502 Xウイング・ファイター
この年にはエピソード2の公開に合わせて、ドゥークー伯爵と戦うヨーダがミニフィグで登場しましたので、こちらも惑星ダゴバにてヨーダから修業を受けるルークのシーンの再現になりました。
ヨーダのミニフィグはその後リニューアルしていくことになります。
そして、あのミレニアム・ファルコンまで再登場!
4505 ミレニアム・ファルコン
2000年の初代と比べてみるとこんな感じです。
2002年の新しいセットでは内部もこのように再現されるようになりました。
新しいミレニアム・ファルコンのテレビCMがこちらです。
2005年のレゴ・スターウォーズ
この年は新しいセットは少なめでしたが、面白い大箱セットが登場しました。
エピソード4の冒頭で登場した砂漠の惑星タトゥイーンに住むジャワが使用した巨大輸送車「サンドクローラー」です。
10144 サンドクローラー
ジャワの住居であると同時に、作業場やシェルターとしての役目も果たす移動拠点でした。
2006年のレゴ・スターウォーズ
この年はこれまでにまだ製品化されていなかった戦闘機や宇宙戦艦が製品化されました。
最初に紹介するのは、新しく登場した銀河帝国軍のタイインターセプターです。
6206 タイインターセプター
両翼の先が2つに分かれ、4か所の先端にレーザー砲が搭載されており、通常のタイファイターと比べて火力に優れていた機体です。
反乱同盟軍からも2種類の機体が発売されました。
まずは小型軽量で高速戦闘機の「Aウイング・ファイター」です。
6207 Aウイング・ファイター
Aウイング・ファイターは2000年に一度登場していましたが、リニューアルしての再登場です。
また、アクバー提督の編成した技術チームにより開発された攻撃機「Bウイング・ファイター」も新たに登場しました。
6208 Bウイング・ファイター
そしてこの年、ついにあの巨大な宇宙戦艦がレゴ・スターウォーズの世界に登場しました。
特徴的な二等辺三角形のデザインを持ち、星をまるごと一つ制圧あるいは破壊できるほどの強力な火力を誇る銀河帝国の宇宙戦艦「スターデストロイヤー」です。
6211 スターデストロイヤー
1322ピースで作る巨大なセットで、内部もしっかり作り込むことができました。
このスターデストロイヤーのテレビCMがこちらです♪
2007年のレゴ・スターウォーズ
この年はスターウォーズの第一作「エピソード4」が公開されてから30周年にあたる年でした。
公開30周年記念セットの一つが、氷の惑星ホスに反乱同盟軍が設置した基地に帝国軍が攻めてくるシーンを再現したセットです。
7666 ホス・レベルベース
また1999年に登場したYウイング・スターファイターも新しくなって再登場しています。
7658 Yウイング・スターファイター
2008年のレゴ・スターウォーズ
この年に発売されたのは1セットのみでしたが、スターウォーズシリーズの悪の象徴ともいえる銀河帝国軍の宇宙要塞「デス・スター」が超特大セットとして登場しました。
10188 デス・スター
3,697ピースで作る銀河帝国のバトルステーション。
シリーズで登場した様々なシーンが再現できる部屋が内部に用意されています。
付属するミニフィグの数もなんと24体!
旧三部作に登場する主要なキャラクターが勢ぞろいした超豪華な布陣でした。
2009年のレゴ・スターウォーズ
この年発売のセットで紹介するのはこちらです。
エピソード6で描かれた銀河帝国軍と反乱同盟軍の一大決戦であった「エンドアの戦い」。
その地上戦を再現した大きなセットが登場しました。
8038 エンドアの戦い
森の月エンドアのシールド発生装置を攻撃するハン・ソロとイウォークたち。
劇中通りにAT-STにはチューバッカが乗っています。
また、エピソード4で一番最初に登場し、デス・スターの設計図を受け取って戦場から脱出したが、タトゥイーン上空で帝国のスター・デストロイヤーに拿捕されてしまった、あの船です。
10198 タンティブIV
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2010~2018年のレゴ・スターウォーズ
このようにスターウォーズシリーズが発売されてから10年が経ち、劇中に登場した主要なシーンや宇宙船などはほぼ製品化されました。
しかし、レゴ・スターウォーズの歴史はまだまだ終わりません。
これまでに登場した製品が新しいブロックを使ってリニューアルされ、再び登場しているのです。
シリーズの超初期1999年に登場したランドスピーダーもリニューアルして再登場。
8092 ルークのランドスピーダー
新しい色のブロックを使いより劇中の色合いに近づいた他、ミニフィグの顔も肌色のパーツに差し替えられました。
銀河帝国軍の主力宇宙船「タイファイター」も2012年に新しくなって再び登場しました。
9492 タイファイター
同じ年に反乱同盟軍のXウイングとYウイングも仲良く一緒にリニューアルして再登場。
9493 Xウイング・ファイター
9495 Yウイング・ファイター
Xウイングとタイファイターの戦いを描いたテレビCMがこちらです!
2003年に一度登場したジャバの宮殿も再登場しています。
9516 ジャバの宮殿
このセットに入っているジャバ・ザ・ハットは新しくなってかなり雰囲気がリアルになりました。
ジャバ・ザ・ハットは2013年にセール・バージでも登場しました。
75020 ジャバのセール・バージ
大きな帆とリパルサーリフト・エンジンを使って移動するジャバのラグジュアリーなセール・バージのセットです。
エピソード4の序盤の舞台となるモス・アイズリーカンティーナも2014年に再登場。
75052 モスアイズリー・カンティーナ
宇宙港のカンティーナには貨物船のパイロットや密輸業者などいかがわしい客層で賑わった酒場で、ここでルークはハン・ソロやチューバッカに会いました。
カンティーナバンドもミニフィグでバッチリ登場しています。
2015年に登場した「デス・スター 最後の決戦」ではエピソード6で描かれたルークと銀河皇帝パルパティーンとの最後の戦いが再現されています。
75093 デス・スター 最後の決戦
パルパティーンことダース・シディアスの必殺技、あのビリビリ「フォースライトニング」も新しいミニフィグでバッチリ再現されています。
あの独特の不気味な表情も、どこか愛嬌がある雰囲気で再現されています。
2018年にはエピソード5で登場したクラウド・シティが再登場。
75222 クラウドシティ
全2,724ピースの特大セットで、 ダース・ベイダーとの会食やハン・ソロの凍結シーンなどが再現されている他、スレーヴⅠスターシップも付属する充実ぶり。
ミニフィグもランド・カルリジアンなど18体が付属しました。
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今購入できるのは?
さて、1999年にレゴ・スターウォーズが始まってから登場した数多くの製品から、旧三部作のセットに焦点を当ててまとめて振り返ってみました。
どのセットもスター・ウォーズの世界観が見事に再現された素敵なセットだったと思います。
世界中で大人気となったのも納得の製品ばかりですね♪
古い製品は今ではなかなか購入することができないのですが、人気のシーンのセットや宇宙船は新しくリニューアルされて再登場するのがレゴ・スターウォーズの特徴です。
そしてなんと!2019年はレゴ・スターウォーズの20周年記念ということで、人気セットがリニューアルされたり、新しいセットが販売されています。
それでは、最後に2019年に発売された20周年記念セットを紹介して今回の記事を終わりにしたいと思います。
最後まで読んで頂きありがとうございました!
※エピソード1~3のレゴ・スターウォーズはこちらでまとめています♪
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